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​在る家

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《在る家の日常・洗濯》

  2024年 インスタレーション

大川市立清力美術館

​撮影:牛嶋太洋

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《在る家の日常・広間》

  2024年 インスタレーション

大川市立清力美術館

​撮影:長野聡史

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《在る家の日常・寝室》

  2024年 インスタレーション

大川市立清力美術館

​撮影:長野聡史

未来への視点Vol.2シリーズ2

             「宮本 華子個展―在る家―」

 

 「未来への視点Vol.2シリーズ」第2弾として開催する本展は、インスタレーション作家として活躍する宮本華子(みやもと はなこ)を紹介する展覧会です。 

 宮本は、美大卒業後、活動拠点をドイツ・ベルリンに移し、7年間に渡って、日本とドイツを往復しつつ、作品を発表してきました。2016年、2019年にはドイツ・ベルリンにおいて個展を開催し、2020年には、熊本のつなぎ美術館で、個展「私は、あなたにだけ言え

ない」を発表。これら一連の制作によって確かな存在を示した彼女は、若手作家の登竜門である「VOCA展2020」に推挙され、佳作賞を受賞しました。さらには、出身地の熊本県荒尾市に、国内外作家のためのレジデンス・スペースの運用を開始し、作家だけでなく、自ら企画立案する展覧会をプロデュースするなどマルチな活動を展開しています。

 今回、展覧会のタイトルである「-在る家-」は、「何処にでもある家の出来事」という意味を込めたもので、彼女の祖母が89歳の時のヌードを描いた油彩画とその対となる絵画を基軸に、写真・映像・オブジェ等を駆使し、美術館全館の空間を一つインスタレーション作品として提示します。 宮本は、同居していた祖父母の最後を続けて看取るという体験を通して、「人の終わり」への関心が生まれ、誰にでも訪れる死が特別な事象ではない事実と、想い入れが強い存在の死に痛んでしまう自分自身の感情を包含した作品表現を目指して新たな展開を試みています。宮本が一貫して取り組んできた「家」や「家族」という作家自身のナラティブな世界を、多くの方々にご高覧いただければ幸いです。

 

大川市立清力美術館

2021. Hanako Miyamoto. Artist. Creator. 

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